これまでの記事でも少し触れてきたけど、5月からアイルランドにワーキングホリデーに行こうと思ってる。今はビザの申請段階にあるから、その許可が降りなきゃそもそも行くことができないんだけど、なぜ俺がアイルランドという地を選んだのか、その経緯についてこの記事では語りたい。
ビザの申請方法については詳しく別の記事にまとめている。

フィリピン留学で得た「自信」と「物足りなさ」

まずは、そもそも「ワーキングホリデー」を志した理由から。これも前々の記事で書いたことがあるけど、俺は以前大学の夏休みを使ってフィリピンに留学した。その目的は夏休みを有効活用したかったこともそうだけど、自分の英語力がどれほどまでついているのか実力試しみたいな思惑もあった。
結果的に、「自分の英語は通じるな」と思ったし、何より「英語を話すこと」への抵抗がなくなった。これが、もう一回海外に行きたいと思ったきっかけになったんだけど、何よりこのまま終わらしてしまうのがもったいないと思うようになった。
もちろん日本にいても英語力が伸びないわけじゃないし、常に英語を勉強する意識は持っていたい。ただやっぱり「英語を話す」といったスピーキング面に関しては、どうしても退化しているなと感じてしまう部分がある。オンライン英会話や外国人の友達を作る、みたいな方法が推奨されているけど、それだけでは明らかに足りない。
海外では英語が日常会話として使われている一方で、こっちでは日本語が日常会話だからそりゃそうだって感じ。自分の英語力をさらに伸ばすためにも、もう一度海外で過ごす経験をしたいと思った。
異国の地への興味
これは単純な理由だけど、とにかく異国での生活に非常に興味がある。と同時に海外で暮らすことへの憧れも強い。日本とは違った環境や価値観に囲まれながら、日本のことなんか忘れて日常を送ること。こんなに興味をそそるものはない。
「何が?」と聞かれたら、それに答える具体的な回答はないだけど、とにかくフィーリング的な要素も強いってことだ。思い立ってからは即決だったし。
あとは海外の多様な価値観にも触れてみたいっていう思いもある。「日本の価値観はこうだ」みたいに個人差もあるから一概に言うことはできないけど、やっぱり日本は「和」を重んじ、集団を重視する傾向がある(と思う)。
俺はどちらかというと「孤独好き」で、集団で何かすること自体そこまで得意な方じゃないし、その価値観のせいで自分を抑えてきた場面もあるにはある。だからこそ、欧米の「個人主義」みたいなものに触れてみたいし、そこで自分がどういう風に成長するのか興味がある。もともと一人旅は大好きだし、そういう面では向こうの価値観の方が俺には合うかもしれない。
ついでにはなるけど、異国の地で1人で生活することで得られる「サバイバル力」というのか、「生き抜く力」みたいなものも同時に成長させられればと思う。一人旅が好きといっても、期間で言えば最大でも1週間くらいだし、何より実家で何不自由なく生きてきた。
初めての1人暮らしが海外っていうのはいささか不安ではあるんだけど、ストレスをあえてかけることで今後の成長に繋がればいいと思ってる。
なぜアイルランドを選んだか

ここでやっとこさ本題。前置きが長くなってしまって申し訳ない。数あるワーホリ先の中でなぜアイルランドを選んだのか、その理由と思考プロセスについて書く。
対抗はカナダ・オーストラリア・ニュージーランド
ワーホリに行くって決めた瞬間は色々な選択肢が頭に出てきたんだけど、その選択肢は見出しの通り。ワーホリの鉄板といえば、やっぱりカナダとオーストラリア、次点でニュージーランドといった印象。
最初の段階ではこの3つの内のどこかに行くんだろうなと漠然と思ってたし、エージェントに相談してみてもこの3つから選ぶ人が多いとのことだった。ただ、話を聞けば聞くほどこの3カ国はイマイチしっくりこなくて、その時ほぼ流し程度で説明されたアイルランドという国がなぜかすごく気にいった。
もちろんアイルランドなんて選択肢はなかったし、そもそもどんな国なのかさえも正直知らなかったけど、調べれば調べるほどアイルランドの魅力に惹き込まれたし、自分とのマッチ度?をすごく感じた。
結果的にアイルランドを選んだ理由は色々あるんだけど、順々に解説していく。
①日本人の少なさ
まず一つ目の理由は、日本人の少なさだ。これはよく言われていることだが、なんだかんだこの要素は大きいと思う。やっぱりどうせ海外に行くなら日本人が少ないところに行きたいし、簡単に拠り所を作れる環境にはあまりいたくない。
というのも、昨年のフィリピン留学では日本人があまりにも多すぎて、学校ではみっちり英語をやるものの、ホテルに戻ったあとは全部日本語みたいな生活をしていた。全く英語が伸びなかったというわけではもちろんないけれど、高い金を払って何をしてんだろ的な後悔はあった。
「日本人と英語で話す環境を作る」
みたいなことがよく対処法として挙げられるけど、正直それは無理があると個人的には思ってる。結局日本人がいればつい楽しくなって、よりコミュニケーションが簡単な日本語で話してしまうのが普通の流れ。互いに英語が流暢に話せるならいいけど、どっちも自分の英語に自信がなかったら羞恥心が勝って英語を話すことなんてしない。
やっぱり身を置く環境が大事なんだなって思ったからこそ、日本人が少ない環境を選ぶことにした。カナダを検討した際も、バンクーバー、トロントではなくモントリオールを選ぶつもりだった。
アイルランドは日本人が少ないで有名で、自動的に英語を話す環境に慣れればいいなって思ってる。ただまだ実際に行ったわけじゃないので、行ってからまた改めて記事を出そうと思う。
②ヨーロッパへのアクセスのしやすさ
ここはワーホリには直接関係ない要素にはなるんだけど、1年間海外に行くならやっぱりちょっとは遊びたい気持ちもある。もともと行ったことないヨーロッパには憧れを持っていたし、今の物価を考えると旅行とかの短期滞在ではなかなか来れる場所じゃない(高すぎ)。
だから国内だけじゃなくて手軽に他のヨーロッパの国に行けるのは魅力的だし、何回も言う通り旅が好きなので、俺にとってはベストプレイスと言ってしまっても過言ではない。ワーホリもできて休みの時には他のヨーロッパの国に旅行に行くことができる。こんなに魅力的な場所があるだろうか、いやない(反語)。
特にアイルランドには「ライアンエアー」っていうLCCが通ってて、オフシーズンであればイギリスのロンドンまで片道3000円台と驚愕の安さで行くことができる。東京→ロンドンよりも東京→ダブリン→ロンドンの方が余裕で安い。世の中不思議ね。
あまり財布が潤ってなくても手軽に行けるのは魅力的すぎる。もちろんその他の費用が高いんだけど、、、

③金銭的なこと
最後に挙げるのは金銭的な面だ。抽象的に挙げたが、ここでは主に給料とチップについて話す。
まず給料についてだが、2025年1月から最低賃金は13.5€で、日本円にすると約2,500円だ(2026年1月現在)。東京の最低賃金が1,250円くらいだからそれに比べて2倍ほどサラリーがもらえる。もちろんその分生活費は高いんだが、しっかり自炊等して節約できれば、日本の2倍までかかることはない。
あとはシンプルに高い時給はモチベーションにもなる。1年もいればどうなるかわからないけど、俺は基本的には日本円に直す癖があるから、時給2,500円という数字をモチベに仕事が頑張れるんじゃないかとか思ってる。
あとはチップの話なんだが、アイルランドではどうやらチップは強制ではないらしい。もちろん高級レストランやホテルといったところには普通に10-15%くらいのチップを払うらしいけど、巷のパブやレストラン、カフェといったところでは強制ではない。払うことがあったとしてもお釣りをそのままあげるとか、1ユーロだけ置いていくみたいな軽いものらしい。
以前カナダにいってたことがあるのだが、チップ制度は消費者にとってはバカにならない。その時は外食が中心だったんだったからあまり参考にならないかもだけど、本当にチリツモ。カナダは言わずもがなチップ大国なんだけど、そもそもの料理が高い上に、それに毎回10-15%のチップを払わなければいけないから本当に懐が痛かった。
「チップ制度があるなら所得も増えるんじゃない?」って思う人もいるかもしれないし、最初俺もそれ目当ててチップがある国を検討したこともある。ただ、どの職業に就けるかなんてわからないし、俺はできるだけ飲食店ではなく違う職種に就きたいとも思ってる。だからこそ、得をするんじゃなくて損しない方向に決めたってわけ。
国民性は「決め手」にはしない
よく「アイルランドワーホリ メリット」って調べると、「温かい国民性」みたいなワードをよく見かけるけど、正直そこは選択要素には含めていない。なぜならそれは人によるから。日本でも温かい人もいれば冷たい人もいるように、一概に人の性格がどうとかは正直わからない。
アイルランドにいった人の体験談とかみてみると、ホストファミリーがあまり良くなかったみたいな話はよく見るし、やはりそれを軸に決めるべきではないと思った。
勘違いしないで欲しいのは、アイルランドの人が温かくないと言いたいんじゃなくて、それを前提に決めるべきじゃないよってこと。実際に行ったら温かい人が多いんだろうなとうっすら思ってはいる。
ちなみ治安に関しては、一般的に良いとされている。2022年の平和度指数によると日本の10位に比べ、アイルランドは3位。日本人からすると日本より治安の良い国なんてあるんだって感じだけど、それは行ってからのお楽しみ。行ってから実際の様子は記事に書く。
出典:やまとごころ, Global Peace Index
楽しみの一言に尽きる。

なんだかんだ書いたけど、行くと決まった(正確に言うとビザが降りるまで決まってはない)ら楽しみで仕方ない。今になって思うのは、①と②の要素がデカかったと思う。未到の地での生活、勉強、ヨーロッパ旅。もちろん大変なことも多かろうが、全てを新鮮に楽しんで成長のきっかけになればいい。
実際に行った様子はこれから投稿していくので、それも読みに来てくれると嬉しい。


